西村京太郎
トラベル・ミステリー3号車



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 21 都電荒川線殺人事件 
 このタイトルに惹かれて読みたかったんです(笑)前に「北帰行殺人事件」で出て来た青木亜紀子と言う女性記者がメインの話が8話入ってまして、十津川警部もちょろっと出てきたりしました。さすがに旅の雑誌記者だけあってあちこちに取材旅行に行くんですけど、いくらなんでも事件に遭い過ぎです(笑)でも、事件に遭わないと推理小説にならないいですね(爆)
 22 ミステリー列車が消えた 
 行き先がわからないミステリー列車ごとどこかへ消えてしまうと言う想像もつかない事件が発生、乗客400人と乗務員6人はどこへ行ってしまったんでしょう。さすがにこういう犯行をするには国鉄(執筆時はまだJRではない)関係者が絡まないとできないでしょう。果たして200mを越える列車はどこに、餅は餅屋に、列車は・・・に。この本はなかなかたあちゃ的にはグーでした。
 23 日本1周「旅号」殺人事件 
 10日間で日本を1周する「旅号」の乗客が次々と殺されていく、しかも6号車ばかり。親孝行の為休暇を取って両親と共に乗っていた十津川警部の部下、日下刑事が極秘に捜査。しかし、部長から不可解な撤退の命令が・・・、その命令に納得できない反権力?の十津川さんがまた独自で動いて殺人事件を解決します。そして同じ「旅号」の6号車の乗客のひとり由紀子にほのかな恋心を抱いてしまった日下の恋の結末は・・・。「旅号」乗ってみたい(-。-) ボソッ
 24 東北新幹線殺人事件 
 東京で起きた殺人事件と、開業したての東北新幹線の爆破予告事件、この2つの事件のつながりは・・・。事件は白石蔵王駅の建設場所にまつわる政治的策略にあったようです。しかし、駅が出来る事で莫大な利益を生み出す新幹線、こんな事件も起こしてしまう可能性も無いとは言えないです。スピード化が進む現代、のんびりと各駅なんかで着くまでを楽しむ旅もいいと思います(笑)
 25 終着駅殺人事件 
 青森の高校の同窓生7人が寝台特急「ゆうずる」で故郷へ帰る途中で仲間が次々と殺されていく。最後の最後まで事件の動機がわからず犯人を決めかねると言うこのシリーズとしては珍しい展開です。σ(-.-)も上野駅って独特の雰囲気があって好きです、地方(特に東北)から上京してくる人達にもやはり「東京駅」や「新宿駅」とは違う感情があるようです。そこに犯人逮捕のカギがありました。
 26 城崎にて、殺人 
 元警視庁捜査一課出身の岡田さんが旅の途中であった青年が山陰城崎で殺された。その青年の身元は謎に包まれていた。捜査をしていくうちに過去の殺人事件との繋がりが明るみに。しかし、殺し屋という仕事、、実際にあるんだろうか、オソロシヤ( ̄Д ̄;;
 27 悲劇の臨時列車 
 この本は鉄道を舞台にした短編推理小説を書いた作家さん達の連作です。それぞれ味が出ていていいんですけど、やはりトラベルミステリー作品なら西村京太郎先生の作品が読み慣れてることもあるし、十津川さんとカメさん2人の謎解きに分があるかなぁと思ったりm(__)m
 28 特急白鳥14時間 
 十津川さんの相棒カメさんこと亀井刑事の命に賞金が賭けられた。そのスポンサーは誰か、カメさんに捕まった犯人の逆恨みか、動機もスポンサーもわからず話は進みます。そしてカメさんは警察の威信をかけて大阪発青森行の特急白鳥に乗ります、逃げ場も隠れ場もない状況、しかしそれは犯人も同じ事。途中から十津川さんも乗車しての犯人との攻防は壮絶です。

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