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冊 | タイトル | 感想 |
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11 | 特急「おおぞら」殺人事件 |
なんと十津川警部の右腕カメさんこと亀井刑事が殺人容疑で捕まった…当然その容疑を晴らすべく十津川さん登場です。かなりの窮地、名コンビの推理も出来ず苦しむ十津川さん、しかし、刑事とは犯人を捕まえるのが仕事、犯人を捕まえる事によって恨みを買うこともあると言う事です。それがこの本の亀井刑事でした。なんとも因果な商売ですねε-(;ーωーA フゥ… |
12 | 陸中海岸殺意の旅 |
テレビのお宝鑑定番組に出した1枚の雪舟の版画がきっかけで起きた誘拐事件、そしてお宮入りした宝石強盗事件が甦る。この本ではかなり犯人に振り回されてたような十津川班&警察。最後はヘリまで出動しての大捕物に!人間のお金に対する執念の怖さが思い知らされる作品でした。 |
13 | 越後湯沢殺人事件 |
湯沢にはけっこうスキーに行ってるんで頭の中で絵が浮かびやすかったです。まだガーラが出来る前の設定でちょっと古いですけど、リゾートマンションとかが次々と建ち始めた頃の事件です。十津川警部、本の中で自分でも言ってますけど権力を嫌ってるようで、圧力に対しても真っ向勝負です!そこがまた気持ちいんですけどね。地方の政治家と地元業者との癒着は実際にもあるんだろうけど腹立たしいです。きっちり逮捕してくれてますが(^^)v |
14 | 北能登殺人事件 |
十津川警部の部下日下刑事の恋物語(笑)一人の自殺志願の女性が狙われた事から発展する殺人事件。その容疑者が次々と殺されていき、捜査は難航…残る容疑者にも硬いアリバイが。しかし、そのトリックを崩したのはやはり時刻表トリック!鉄道好きにはたまらない謎解きです♪そして日下刑事の恋の行方はどうなったんだろう…? |
15 | 夜間飛行殺人事件 |
なんと十津川警部40歳、新婚旅行先で事件に巻き込まれます!新婚さんが多く利用すると言うムーンライト便の新婚カップルが行方不明になっていきます。事件なのかただの蒸発なのか…しかし、この事件の真相はインドシナ難民問題と言う難しいところにありました。十津川警部でも警視庁でも解決は不可能なこの国家問題、でも犯人は逮捕しなければならないなんとも難しい事件であったことでしょう。 |
16 | 脱出 |
ちょっとトラベルものに飽きてきたんでもっと昔の西村さんの作品を借りてみた。混血児であるサチオは混血児と言う目で見られる事が嫌い。そしてブラジルへ旅立つ前日に事件に巻き込まれます、その後ブラジル行きの船が出港するまでの1日を追った作品です。今ではハーフと言う言葉もあるし混血児を引け目になんか感じる必要もないほど国際化?も進んでるし、こんな事件は起きなかったでしょう。それにこの話の奥にはこれまたベトナム戦争という深いテーマが隠されていました。何気にこう言うテーマを盛り込んで読者にも考えさせるとはさすがです! |
17 | 夜の探偵 |
十津川班=警察の捜査に慣れてしまった為、探偵の調査が妙に新鮮でした。探偵のやり方、警察の捜査の違いとかが。なんかわからないけどかなり面白かったです、この本。それにしても西村京太郎さんの推理物はほとんどの事件が完結してません、この本も例に漏れてないです。うまくいけよと願いながら本を閉じたり、うーん・・・と考えさせられる終わり方だったり、そう言う狙いもあるんでしょうけどね。まだまだ奥が深そうなこのシリーズ、楽しみです♪ |
18 | 尾道に消えた女 |
日下刑事の妹の友達が尾道で行方不明に・・・その友達を探しに行った妹が船から落とされてしまう。そこから始まる今回の事件は、十津川さんが一番嫌う犯罪を楽しむだけの厄介な犯人との対決です。最後に犯人が仕掛けたトリックを見事に見抜いていた十津川警部はさすがでした(拍手) |
19 | ある朝 海に |
これは西村先生の初期作品、まだトラベルミステリーを書き始める前でこの頃は海洋物が多かったようです。アメリカの客船がシージャックされた、その犯人グループは南アのアパルトヘイト撤廃を掲げて集まった世界各国の冒険好きの若者達、正義を通すか、国連や大国の威信を通すか・・・しかし、西村先生の作品ってけっこう難しいテーマを取り上げている事が多く勉強になります。 |
20 | 仮装の時代 |
マスコミを牛耳る大物に挑戦状を叩きつけ、成り上がろうとする若者の物語。最初は全く相手にされなかったけど、あの手この手で帝王を追い詰めていく。話は戦時中にまで遡っていきます。そこに帝王のウィークポイントがあった!頂点に立っている人間は多かれ少なかれ危ないことをしているんだろうけどしっかり清算しておかないとね(怖) |