西村京太郎
トラベル・ミステリー1号車



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タイトル 感想
 1 ミニ急行「ノサップ」殺人事件 
 初めて読んだ西村京太郎作品です(全て図書館で借りて来てもらってるので順番その他バラバラです)。北の外れ根室本線で列車ジャック事件が発生!しかし、被害は数万円…犯人の真の目的は?北海道から寝台特急さくらまで日本を飛び回って事件を解決するべく十津川警部とカメさんこと亀井刑事の名推理はお見事です!
 2 日本ダービー殺人事件 
 日本のアイドル的存在になった名馬の馬主とその主戦騎手に脅迫状が!そして殺人事件が…。中央競馬会の腐敗をぶりを批判するようなこの作品(笑)ま、率直に言えば『八百長』疑惑なんですけどね、競馬はギャンブルなんだから八百長は当たり前、それをわかった上で勝負するべきだ!と、何かで読んだ事がありますけど、それもわかるんですけど競馬はスポーツでもあるんですからやはり正々堂々としたレースを見せてもらいたいものですby1ファンの意見でした。ちょうど実際のダービーの時期に読んでいたんでリアルタイムで面白かったです。
 3 九州特急「ソニックにちりん」殺人事件 
 次期首相候補が突然行方不明に。その鍵は特急ソニックにちりんにあると見た十津川警部。捜査に圧力をかけられつつも、多少強引なまでの推理で解決へ導いていくのはお見事です。どの作品にも言える事なんだけど、本を読みながら、一緒に推理して日本国中飛び回って事件を解決する。頭の中でその地方の風景を想像して旅気分も味わえて一石二鳥(笑)
 4 高山本線殺人事件 
 十津川警部の部下西本刑事の父親が交通事故死した。単なる事故と片付けようとする県警、それは事件と主張する西本刑事。その事故から思いも寄らない展開へ。そして事故死した父親の車に同乗していた女性の妹への思いはいかに。ふと思うんだけど、京太郎先生、人殺しすぎじゃあありません?少なくても2人は死ぬんですけど…( ̄Д ̄;;
 5 東京・松島殺人ルート 
 東京で相次いで謎の言葉を残して死んだ男女。その二つがが関連した殺人事件だと睨んだ十津川警部。前は海洋事件を主に書いていたそうで、この本では海と言うか船(クルーザー)が鍵を握っています。そして昔はヨット部でダイビング経験もあるという警部の水中での活躍ぶりもみものです。←見れはしないけど(爆)
 6 特急さくら殺人事件 
 十津川警部の部下日下刑事が、寝台特急さくらの車中で見た女性の死体が消え別の場所で発見された…その謎を解き明かそうと十津川班が立ち上がります。この消えた死体のトリックは鉄道ファンには有名な山陽本線の【セノハチ越え】にキーが隠されてました。これまで読んだ中では一番の鉄道トリックだと感じました。
 7 寝台特急あかつき殺人事件 
 十津川警部の元部下で私立探偵の田辺が殺人事件の容疑者に!元部下を助けようと十津川警部が立ち上がります。いや、これは見事なトリックでした!でも今はもうこの「あかつき3号」は走っていないのでこのトリックは出来ません(笑)にしても、最初から犯人だと思われる人物の完璧なアリバイを崩した十津川警部とカメさんの名コンビはさすがです!
 8 上越新幹線殺人事件 
 これは今まで読んだトラベルシリーズの中ではちょっと異風な感じの作品でした。解決したと思われた5年前の爆弾魔事件、しかしまた爆破予告が!それを調べようと十津川警部、事件担当だった先輩の元刑事を尋ねた。そのために婦人が爆死、そして先輩も爆死…。ビルが爆破されるのは豪快!そしてそのトリックの謎は空白の2年間に。これからのビルを考えさせられる作品でした。
 9 夜行列車殺人事件 
 夜行列車、いい響きです。ブルートレイン一度は乗ってみたい。国鉄総裁宛てに届いた夜行列車爆破予告!そして遠く青森で起きた殺人事件が繋がると…犯人が割り出された。このシリーズに多い展開は、犯人は物語半ばである程度特定されます、そして十津川警部と亀井刑事が事件をどのように推理していくかも楽しみです。この被害者がやっていた国鉄の『チャレンジ20000km』実はσ(-.-)もやってました(笑)30線区くらい踏破した覚えが(6 ̄  ̄)。
 10 北帰行殺人事件 
 警視庁捜査1課を突然辞めた十津川警部の同僚橋本刑事が猟奇殺人事件の容疑者に!自殺した恋人の仇を討つためと思われるがその真相は…。ちょっと今回の殺人は文章から創造しただけで気味が悪い殺され方でした、全裸で手を後ろに縛られて、顔には口紅を塗りたくられた男・・・(  )ノ_...オエェ。これまで10冊読みましたが、不必要な登場人物がほとんどないと思うんですけど、って普通なのかな(^-^; 

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